眉毛を上手に整えて描くために、やってはいけない7つの事
眉毛を上手に整えて描くために、やってはいけない7つの事
1 眉の黄金比を無視するのをやめる。
2 抜くのをやめる。
3 ハサミで短くカットするのをやめる。
4 自分のイメージの幅にするのをやめる。
5 ボーボーの生やしぱなしはやめる。
6 一つの鏡で眉を書くのをやめる。
7 雑なことをするのをやめる。
――まゆ毛の上手な整え方について教えてください。
眉を整える、描くことで一番大切なことは自分の骨格に合ってる事です。
骨の回りには筋肉があり、表情に合わせて動きがあるので、骨格を無視して眉を整えたり、描いたりすると表情とずれてしまい不自然な印象をあたえてしまいます。
ひどい人では、筋肉が不自然に目立ってしまい、眉が二つあるように見える場合もあります。
まずは、コームでまゆの流れを整えます。
この一手間で、切りすぎを予防できます。
ハサミを入れるとき、切りすぎないように、はみ出した毛をカットしましょう。
まゆ毛が太くてハサミが逃げてしまう場合は、軽くコームや手で押さえて切ってください。押さえすぎには注意しないと、切りすぎてしまいます。
まゆメイクを全部仕上げてから整えると、左右の型が揃いやすいです。
整えてからカットをするときも、切りすぎになることがあるので、注意してください。
―眉の黄金比を無視するのをやめる
黄金比とは、眉頭が目頭よりもやや内側か、小鼻の延長線上に眉頭がある。
眉山は、黒目の外側と目尻の間にくるように。
眉尻は、小鼻と目尻をつないだ延長線上、眉頭よりも下に下がらないようにする。
最近は、口角と目尻をつないだ延長線上、とも言われています。
この眉の黄金比を理解して整えて描くことで、表情が不自然にならずに綺麗なあか抜け顔になります。
―抜くのをやめる
抜いてしまうと毛根を傷つけてしまう可能性があり、毛が生えてこなくなります。眉は流行を一番表現しやすいパーツです。
毛一本で、顔の印象も変わります。
毛一本大事にしてあげましょう。
―ハサミで短くカットするのをやめる
五分狩り状態にしてしまうと、べったり顔になります。眉毛にボリュウムがある方が立体的な顔に見えます。
カットするところは、はみ出ている毛だけにしましょう。
―自分のイメージの幅にするのをやめる
眉毛の太さは、小顔に見えるか大顔に見えるかを決めます。
自分のイメージで眉の幅を決めると、ほとんどの人が細目にしてしまいがちです。
少し太めに整えてあげると丁度良い幅になります。
離れて鏡を見てみると、分かりやすいですよ。
―ボーボーの生やしぱなしはやめる
ナチュラルとボーボーな生やしっぱなしは違います。
眉も少しでもお手入れしてあげる方が、あか抜けナチュラル眉になります。
―一つの鏡で眉を書くのをやめる
三面鏡で眉の仕上がりをチェックする事は大事です。
眉尻を必ずチェックして、上に上がってないか、曲がってないかなど鏡でみると、結構きっちりかけてない事が多いいです。
せっかく、おしゃれして完璧メイクに眉尻が曲がってたら残念です。
横顔チェックしましょう。
―雑なことをするのをやめる
アイブロウペンシルで足りないところを足します。
まゆ山からまゆ尻に向けて、描いていきます。
毛が抜けているところは、1本1本、描くように埋めていきます。
濃いと不自然になるので、薄めに描き入れていきます。
そのあとに、アイブロウパウダーで、まゆの色や、抜けているところを少しずつ調整します。
まゆ頭は薄い色、まゆ尻は濃い色を使用するようにして、アイブロウパウダーで立体的に仕上げます。
ガタガタ眉にならないように、隙間や穴が空いてたら埋めてあげるなど、この位で良いかと思うのはやめて、丁寧に眉を仕上げてあげましょう。
まゆ頭が濃くなると、強いイメージになってしまうので、ぼかしたり、スクリューブラシなどでなじませます。
次に、眉マスカラをティシュで余分なマスカラを取りまゆにつけていきます。
付け方は、まゆ尻からまゆ頭に向かって、逆なでするようにして付けます。
眉の色は、髪の毛より少し明るい色にしましょう。
次に、左右のアイブロウのバランスをみます。
特に、まゆ頭の位置を合わせます。
鏡を見ながら、左右を合わせて高さをあわせていきます。
まゆ毛を描いたときに一番大事なポイントは、ぼかしてなじませてあげることです。
もう一度最後に三面鏡でのチェックをすれば、ナチュラル眉の出来上がりです。
まゆの描き方より大事なのは自まゆを生やすこと
まゆの描き方よりも、大事なのは、自まゆを生やすことです。
自まゆだと、一番顔が綺麗に見えるんです。
まゆを抜いている人は、まゆを抜くのをやめると、大体2カ月ぐらいで生えてきます。
生えてこなくなっている場合や、早く生やしたい場合は、まゆ毛専用の育毛剤やまつ毛美容液などを使うといいでしょう。
まゆ毛専用の育毛剤で、スカルプDボーテのピュアフリーアイブロウというものがあります。
これは、金額は1,620円税抜で、ほんのりブラウンの色が付きます。
アデランスのベネファージュアイラッシュ&ブロウエッセンスは2,300円税抜です。
眉が濃くなっつてきたり、生えてこなかったところに生えてきたりと聞きます。
まゆ毛の育毛剤や美容液の効果
――まゆ毛専用の育毛剤や美容液は、まゆを抜いた人ではなくて、もともと薄い人にも効果はありますか?
塗ってみるといいと思います。
まゆ毛も、化粧水などでスキンケアをしたほうがいいです。
顔全体に化粧水を塗っていても、まゆ毛までは塗り込んでいないことが多いです。塗っておいたほうが、健やかなまゆが生えてくると思います。
ペンシル、パウダー、まゆマスカラの使い分け
――アイブロウペンシル、パウダー、まゆマスカラは全て持っておいたほうがいいですか?
その人のまゆにもよります。
周りのふちも描かずに、ただ色だけを変えればいい状態なら、マスカラだけでもいいですし、まゆ毛の間を埋めるアイブロウパウダーだけでもいいでしょう。
まゆ尻を足すだけでいいなら、アイブロウペンシルだけでもいいでしょう。
必ずしも全部持っておく必要はありません。
自分の瞳や髪の毛にマッチしたまゆ毛の色の選び方、変え方
――まゆ毛の色の選び方はありますか?
まゆ毛の色は、そこで自分の印象が決まりやすいので、自分にあった色を選ばないと、悪目立ちしてしまうことがあります。
瞳の色で選ぶか、ヘアーの色より少し明るめにするほうがいいです。
黒髪、こげ茶、アッシュ系のヘアーの人は、グレーやアッシュ系のブラウン、オリーブなどグリーン系の色がいいと思います。
ピンクなどレッド系のヘアカラーの人は、赤みがかったブラウンやオレンジ系にします。
髪が明るいブラウンの人は、まゆはイエローベースの色がいいでしょう。
髪が黄色なら、ゴールドがあります。
まゆの色を変える、まゆマスカラ
まゆの色を変えるには、まゆマスカラなら速いですし、いいと思います。
まゆマスカラの付け方は、まずはまゆマスカラが地肌につかないように、まゆマスカラの余分な液をティッシュで取り除いてから、まゆ尻からまゆ頭へ毛流れに逆らうように付けて、最後はスクリューブラシでなじませます。
もし、それだけではまゆのかたちが整わないなら、まゆマスカラを付ける前に、やはりアイブロウと、アイブロウシャドウでまゆ毛の下地をつくって仕上げることで、綺麗な垢抜けたまゆになると思います。
ブラシを寝かせると、肌につかないようにできますよ。
まゆ毛のカラーリング、脱色は、美容院で髪を染めるついでにやってもらうと、安全で一番いいと思います。
セルフ脱毛をする人は、まゆ毛の色をトーンアップさせる、まゆ毛用の脱色クリームでJOLENという商品があります。
2つの液体が入っていて、それらを混ぜてまゆ毛に塗るだけで、脱色ができるというものです。
それは日本の薬局では売っていないので、ネットで購入する必要があります。
日本の薬局では、エピラットの脱色クリームがあります。腕や足用の脱色、脱毛クリームです。
これを使って脱色をする人も多いですが、まゆ毛用ではないので、肌の強い人が自己責任で使うということになります。