オイリー肌でファンデーションが崩れる?脂性肌をスキンケアで改善
――脂性肌になってしまう原因はあるのでしょうか?
もともとの体質もありますが、食生活・ホルモンバランスの乱れ・間違ったスキンケア・血行障害などが原因のことが多いいのではないでしょうか。
――人それぞれ、原因が違うのでしょうか?
そうですね、違いますね。
原因に合わせた脂性肌の対策
――原因が複数あるということですが、原因に合わせた脂性肌の対策はありますか?
食生活では動物性脂肪、糖分や食品添加物、アルコールの取り過ぎで皮脂の分泌量が増える、場合があります。野菜・果物・お魚中心の食生活をするといいと思います。
私自身、お肌次第で乾燥気味だとお肉とか油分の多い食べるようにしたり、脂っぽくなりますと野菜中心に切り替えます。
テキメンにお肌にあらわれますよ。
ホルモンバランスの乱れは、ストレスなどで男性ホルモンが優位になってしまう事や、生理前の黄体ホルモンンの影響により皮脂が過剰に分泌される。嫌なことはやらずストレスフリーな生活をするといいでしょう。
間違ったスキンケアでは、洗顔や脂取り紙などの皮脂の取り過ぎで、過剰に皮脂が分泌してしまいます。クレンジングもゴシゴシ擦らず、洗顔もしっかり固めに泡を作り擦らず泡の力で洗います。皮脂が多いいのは乾燥が原因の場合も多いいのでしっかりと化粧水・油分の少ない乳液・クリームなどで保湿してあげましょう。
私は、1週間とか2週間に一度、翌日行事ごとが無いときにクレンジング洗顔した後何もつけない日を作ってます。
今の肌状態が良くわかりますよ。翌朝もお水で軽く洗うだけで何もつけず、お肌のプチデトックスです。
その夜は、タップリ美容液マスクなどバッチリお手入れしてあげると翌朝、ハリ・ツヤ・透明感がでて良いです。
後は化粧品コーナーで、水分や脂分を機械でチェックしてもらうのもいいですね。
実際にお店の人に測ってもらって、中は乾燥していて表面に脂が浮きやすいとか、自分の肌の水分、脂分の量など知っておくと良いと思います。
血行障害では冷え・喫煙などで皮脂分泌が過剰になる場合があります。お風呂に入って温度を上げたり、運動して筋肉を付けるといいでしょう。サウナや岩盤浴なども効果的です。
脂性肌のお肌を改善する睡眠と食生活
――脂性肌を改善することはできますか?
根気よく、脂性肌に良い事を続ける事ですね。継続は力なりです。
睡眠ではホルモンバランスを整える為に、夜12時~3時成長ホルモン3時~6時コルチゾールホルモンが分泌されます。男性ホルモンは成長ホルモンと関係が深いので時間帯を気をつけるのも大切です。
それから、食生活では、肌の脂分は、油ものを食べると次の日に脂浮きやすくなったりします。皮脂のコントロールに必要と言われているのがビタミンB2です。
脂肪の代謝をよくして、皮脂の分泌を抑えてくれます。
サプリメントでもいいですし、食品なら、魚、ウナギ、豚肉、乳製品、卵、緑黄色野菜でも摂れます。
ビタミンCは、代謝を高めて、肌のハリをよくし、ストレスにも強くなります。美白にもいいですね。果物、芋類などで摂れます。
便通をよくするためには、食物繊維です。脂肪や糖分の排出を助けてくれます。これは、緑黄色野菜、海藻類、果物などで摂れます。
青魚は、DHAが摂れます。皮脂のコントロールに役立ちます。
男性ホルモンが増えると、脂が出やすいと言われています。女性ホルモンを増やす、イソフラボン、豆乳だとか、いいですね。
湯葉豆腐の山葵ドレッシング味
料理教室にて・・・
秋田ふわっ豆さんの湯葉豆腐は大豆を無化学肥料でこだわりのお豆腐屋さん
広島植木わさび本館の山葵を使っての女性ホルモンアップするお料理。
調理方法について
――調理方法で注意することはありますか?
適度な油も必要ですが、集中して脂性肌を脱出するには油を使わない調理方法で、そう心がけていても結構油は取れてる物です。
ビタミンCは熱に弱いので加熱せずビタミンEと一緒に取ることで美肌に効果的です。
――野菜は火を通すのと、生ではどちらがいいですか?
火を通すことで、ビタミンCを破壊してしまう一方生野菜は体が冷えると感じる方は常温に戻してから食べたり体の温まる食材生姜とか温かい味噌汁スープなどと組み合わせて食べるといいでしょう。
皮脂の分泌を抑えるには?
――皮脂の分泌を抑えるにはどうしたらいいですか?
お肌にしっかり水分を入れてあげて、皮脂を中和してあげ、隠れ乾燥のインナードライにも水分で潤いを入れてあげることで皮脂の量を調節しましょう。
乾燥を防ぐには?
――夏だと、紫外線やエアコンで肌が乾燥しやすいと思います。乾燥対策としてできることはありますか?
エアコンをつけて、湿度が60%以下だと加湿器をつける。加湿器が無い場所にいるときは、ウオータースプレーをお顔に直接ふらずに回りにふきかけるなどして乾燥しないように心掛けてあげるといいでしょう。
南フランスの温泉水で乾燥したお部屋にいる時、紫外線で水分を失ったお肌に潤いを与えてあげましょう。
アベンヌウオーター 50g 150g・300g
紫外線を浴びる事で、バリア機能が低下し乾燥する。日焼け止めを塗って乾燥を防ぎましょう。
日焼け止めも美白成分、美容液成分の日焼け止めを使うといいでしょう。
美白の美容液が濃厚に入ってる
SK2セルミネーションデイサージUV SPF30 PA+++ 50g 9500円
エイジングケアのパウダータイプの日焼け止め
MIMC ナチュラルホワイトニングミネラルパウダーサンスクリーン SPF50 PA+++ 6615円
ニュートラルライト
日焼けで赤くほてった肌を鎮静してくれ、皮脂が過剰に出るのもおさえてくれ、あせもにも良いです。
資生堂カーマインローション 260ml 349円
冷蔵庫で冷やして使うと冷たくて気持ちいいですね。
火傷にもいいといわれるほど炎症を抑えてくれる
アベンヌウォターをシートマスクに滴る手前くらいタップリと含ませお顔にはる。
サーフィンをされてるお客様に、海から上がった後に乾燥すると相談を受け、こちらをお勧めしたら、いつもの赤くなり脱皮(皮むけ)がなくなったとの事です。
――スプレーは、乾燥を感じる前からしたほうがいいですか?
乾燥する前からがいいですが、乾燥を感じてからでもしてあげましょう。
ナノミストアイミ―を、持って歩いてます。
あぶらとり紙はよくない?
――あぶらとり紙を使いがちですが、皮脂をとりすぎてしまうのでしょうか?
皮脂をとりすぎると、皮脂が不足しているのと同じ状況になって、もっと分泌するようになってしまいます。
あぶらとり紙は、最近は使わないほうがいいと言われていますね。確かに、使わないほうが脂が出ないように感じます。
テッシュで軽く抑えてあげましょう。
脂性肌の洗顔方法
――脂性肌の洗顔方法はどのようにしたらいいですか?
クレンジングは、オイルタイプ・ミルクタイプ・クリームタイプなどなど色々ありますが、自分自身の持ってる肌質とクレンジングの成分が合うものを、お肌にのせて優しくファンデーションになじませて、ぬるま湯で優しく洗い流します。
洗い流した時に、ヌルヌルが残るタイプのクレンジングなら洗い流す前に化粧ティシュで軽く擦らないようにティシュオフするといいです。
お肌に優しオイルフリークレンジングオイルなので、洗い流した後ヌルヌルしない
オルビスクレンジングリキッド 150ml 1344円
優しくお肌の上に置くだけで油分をさっと取り去る
資生堂お手入れティッシュ 360枚入り(160組) 300円
洗顔は、泡をしっかり硬く立てて、顔の上に泡をのせて時間をかけて、肌を擦らず泡を動かすように洗います。その後、肌を擦らずぬるま湯で時間をかけて洗い流します。
湯船に浸かっての洗顔は、洗顔パックをして上げるといいです。
泡立てた洗顔をお顔にのせて、1分そのまま放置して優しくお肌を擦らず洗い流します。シャワーで洗い流さないようにしましょう。
ホワイトクレイ(泥)成分なのにきめ細かな泡で皮脂だけでなく毛穴もスッキリ
コスメデコルテ クレイブラン 171g 3150円
――スクラブ洗顔は使うと爽快感がありますが、肌にとってはいいでしょうか?
スクラブ洗顔は摩擦で肌を痛めやすいです。薄い角質層が傷つくと角質が厚くなり皮脂が過剰分泌してしまう可能性が高いので、毛穴のつまりなど気になりスクラブ洗顔をと思う場合は、週に1回位の使用が良いでしょう。優しく洗ってあげましょう。
スクラブ一粒一粒が丸く大きめのスクラブで保湿効果の高いスクラブ洗顔
THREE ジェントルナリッシングスクラブ 120g 4500円
洗顔後のスキンケア
――洗顔のあとのスキンケアのポイントはありますか?
皮脂の分泌が多い人は、洗顔のあとにマッサージをして、皮脂を排出しておくといいと思います。
血行もよくなって、代謝がよくなります。マッサージクリームをお顔全体に伸ばし優しく上に上にマッサージします、そのあとは蒸しタオルをお顔に置いて温度が下がりきる手前で優しくマッサージクリームをふき取りましょう。蒸しタオルが冷たくなってマッサージクリームをふき取るとヌルヌル感がお肌に残るので温かいうちにふき取りましょう。
皮脂は、肌の温度が上がると分泌が盛んになります。
ぬるめのお湯で流したあとや蒸しタオルを使ったあとは、冷水か氷水で顔を洗うと、違います。
おすすめの化粧水や乳液の使い方
――脂性肌の方におすすめの化粧水はありますか?
今まで使ってる化粧水でお顔全体に皮脂が出るようでしたらサッパリタイプの化粧水に変えてあげましょう。
お肌がサラサラ滑らかになる
コスメデコルテ ヴィタドレープ 150ml 4500円
後は、収れん化粧水をプラスしてあげるのも良いとおもいます。化粧水・乳液の後にコットンで優しくたたきましょう、部分的に皮脂が出る場合は部分的に使うと化粧崩れがちがいます。
優しくお肌が冷たくなるまでパッティングして上げると化粧崩れがちがいます。
suisai タイトニングローション 100ml 2000円
乾燥するけど皮脂が出る人に潤いをとじこめ皮脂を抑えてくれる。
資生堂コレクチュールエサンシエル 170ml 8500円
乳液について
――脂性肌の場合、べたつくと思いますが、乳液は使わなくてもいいでしょうか?
お肌の乾燥が皮脂を過剰にしてる場合もあるので、サッパリタイプか皮脂をコントロールしてくれる乳液を使うといいでしょう。
皮脂をコントロールをしてくれ、さらさらのお肌にしてくれる。
アベンヌオイルコントロールミルクAC 50ml 3500円
ベースメイクのポイント
――ベースメイクのポイントはありますか?
ベースメイクのポイントは、厚塗りしてしまうと崩れてしまいやすいので薄くぬるといいでしょう。
皮脂を吸収する成分の入った、リキッド・パウダーファンデーションを薄くぬってあげる。
隠したいシミなどは、コンシーラを叩くようにつけてあげるといいです。パウダーファンデーションの場合は、前につけてあげると化粧くずれしないでしょう。
また、化粧下地効果のあるBBクリーム・CCクリームを使って、気になるソバカスなどはコンシーラで叩いてかくしてあげ、化粧崩れが気になる部分にフェイスパウダーを押さえてあげましょう。
カバー力があり時間がたっても崩れにくく、きめ細かな肌にみえる。
ランコムエクスペールXLBB SPF50 PA++++ 30m 5500円
ポイントメイクで注意すること
――ポイントメイクで気を付けることはありますか?
アイライナー・マスカラはウォータープルーフタイプや落ちにくいタイプを
ウォータープルーフではないのに落ちにくい、トリートメント成分もはいってる。
SKⅡクリアビューテリクィッドアイライナー BK ・BR 3200円
お湯で落ちるタイプですが滲みにくく、ブラシが大きくフワッっと繊細に仕上がってかわいい目元になる。
ディオール アディクトイットマスカラ BK・ PU・ BL・ PK 3900円
皮脂が目立ってきたときの化粧直しのコツ
――メイクして皮脂が目立ってきたときの化粧直しのコツはありますか?
お勤め先などに乳液・コットンをおけるなら化粧をおとすのは乳液で落としてあげると、保湿も一度にできていいです。
アイメイクだけの崩れは、片方にクレンジングローションがついて崩れたアイメイクを綺麗にふき取れます。
RMKコットンステック 30本入り 500円
カバー力があり崩れにくくブラシで簡単につけれる
オンリーミネラルプレストファンデーション 10g 4500円
お役立ちアイテム
――脂性肌の人に、お役立ちアイテムはありますか?
化粧水の前にコットンで皮脂の気になる部分をふき取るようにつけると化粧崩れしない。特にお鼻の化粧崩れはテキメン。
アルビオンシーラムコントロールエッセンス 60ml 3500円 120m 6000円
首元に吹くと冷たく、汗・皮脂が出にくくなる
オルビスアイスボディミスト 90mi 1000円
皮脂の酸化による臭いへの対策
――顔の皮脂は、臭いの原因になりますか?
皮脂も酸化すると臭います。
皮脂分泌を抑える食べ物だとか、お風呂に入ってしっかり汗をだして、体もスポンジなど泡をたてて泡の力で洗ってあげましょう。特に、耳の後ろ・耳も洗い忘れないようにしてあげましょう。
頭皮からの皮脂も多いいので、洗髪プラス頭皮エッツセンスなど使ってあげるといいでしょう。
良質な皮脂を適度に分泌させるための対策
――皮脂が分泌されてしまったあとに、臭いを防ごうとしても難しいでしょうか?
皮脂の分泌の多い脇・足に朝デオドラントスプレーやフットスプレーを、持ち歩きにデオドラントシートなどを持っとくいいですね。
皮脂はすぐに酸化するので、気をつけてこまめにしてあげるといいですね。
アルコールの飲み過ぎなどでは、皮脂が過剰に出ることがあります。食べ物では油ものや、ジャンクフード・添加物を食べると皮脂が出やすいです。
――臭い対策は、体の内側から変えていくのがいいのでしょうか?
臭いは内側から変えていくことも必要です。
にんにくを食べると体の毛穴からも匂いがでるように、内側から気を付ける必要がありますね。
野菜中心の和食にしてお肌に必要な皮脂量にしましょう。無農薬玄米に味噌汁で体のデトックスもいいですね。
脂性肌のお肌の方に多い悩み!にきびへの対策
――脂性肌の人に多い、にきびを防ぐ対策や隠す方法はありますか?
にきびは皮脂の過剰な分泌が要因でもありますね。
皮脂に細菌がついてできることもあれば、体質・ホルモンのバランス・食事・不規則な生活などの原因が多いです。
お肌にあったクレンジング・洗顔はしっかり泡だて優しく泡で擦らず洗ってあげて、オイルコントロールしてくれる化粧水・美容液・乳液をつけてあげる。
食事は油分の多い食べ物・添加物を控え、野菜中心の食事を心がける。メイクでニキビを隠すには、コンシーラで擦らず叩くように隠して、その上にパウダーファンデーションをパフで軽く抑える。
ホルモンや化粧品の影響
――吹き出物とにきびは、できるメカニズムは違うのでしょうか?
同じですね、呼び方が違うだけです。
皮脂分泌が活発になり、毛穴の回りの角質層が厚くなり毛穴が詰まり皮脂がたまりニキビが出来てしまいます。初期は、白ニキビ・黒ニキビといいこの段階できずき、食生活や睡眠・スキンケアを気をつけてあげるといいのですが、なかなかきづきにくい段階です。
その後、アクネ菌が増殖して、赤ニキビ次に黄ニキビと悪化していきます。
ニキビが頻繁にできてしまう場合は、病院にいってみる・食生活・スキンケアなどなど今までやってた事を見直してみるといいと思います。
脂性肌で化粧崩れに悩んでいる女性へ
――脂性肌で化粧崩れに悩んでいる女性へアドバイスをお願いします。
食生活を見直し良質な皮脂を、スキンケアではシートマスクに化粧水を染み込ませ水分をお肌に入れて油分を薄くしてあげましょう。
お風呂も、シャワーですまさず湯船に浸かってあげて余分な皮脂をだしてあげて、良質な睡眠を心がけるといいですね。
後、化粧崩れしたら嫌と意識してあげるのも大事です。顔だけは汗・皮脂で崩れないでと神経を集中してあげるのも効果的です。筋肉でも意識して筋トレするのとしないとでは筋肉のつき方が違うように、顔も意識すると違いますよ。