頭皮を守るためにやってはいけない7つの事~シャンプーの仕方~

頭皮を守るためにやってはいけない7つの事~シャンプーの仕方~

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頭皮を守るためやってはいけない7つの事~シャンプーの仕方~

 1 シャンプー前に、ほこりや髪がもつれたままでシャンプーをするのはやめる。

 2 ハードな整髪料がついた髪の毛はブラッシングをやめる。

 3 シャワーの水圧を強くするのをやめる。

 4 お湯の温度を熱くするのをやめる。

 5 シャンプー剤を直接、頭皮につけるのをやめる。

 6 頭皮を洗わずに、髪の毛をこすり洗いするのをやめる。

 7 爪が長い人は、手で直接、頭皮や髪を洗うのをやめる。

 ──正しいシャンプーの仕方、間違ったシャンプーの仕方について

髪の毛にも寿命があって、抜けて生えてを繰り返しています。

髪には休止期と成長期、退行期があります。

休止期は大体3~4ヶ月、成長期は男性が2年~5年で、女性が4年~6年と言われていて、退行期が2週間と言われています。

成長期が長いほど髪は伸びて太い毛になっていくんですけど、髪の毛は平均約10万本前後と言われていて、1日当たり100本程度の髪の毛が抜けているそうなんです。

でもホルモンの影響とかストレスとか、コリや血行不良とか、睡眠不足などの生活習慣の乱れで、ヘアサイクルも乱れてくるんですね。

シャンプー前に、ほこりや髪がもつれたままでシャンプーをするのはやめる

正しいシャンプーの仕方ですが、まずはシャンプーする前にはブラッシングをして、ホコリや髪の毛のもつれを取ってあげます。

ブラッシングをするとホコリや汚れが落ちるので洗浄効果が上がるし、髪のもつれも取るので抜け毛を防ぐ効果があるのと、少ない量のシャンプーでも泡立ちが良くなるという効果があります。

シャンプー前のブラッシングの仕方ですが、豚毛とか猪毛とか軟らかいナイロン素材で、目の粗いブラッシング専用ブラシでブラッシングをしていきます。

まず毛先のもつれを、手を添えて優しく取ってブラッシングしていきます。もつれが取れたら徐々に頭皮から下に優しくブラッシングしていきます。

ブラシブラッシング

ハードな整髪料がついた髪の毛はブラッシングをやめる 

ハードスプレーや整髪料で髪を固めている場合は、ブラッシングをすることで髪の毛が抜けたり、傷んでしまうのでやめましょう。
しっかりと髪の毛を湿らした後に、シャンプーを泡立てた状態で1分~2分おいてから洗うといいです。

シャワーの水圧を強くするのをやめる

ブラッシングが終わったらぬるめのお湯で、シャワーの水圧も強すぎない方がいいです。
水圧が強いと、必要な皮脂まで洗い流してしまい抜け毛・薄毛・吹き出物の原因になってしまいます。

シャワーを直接当てない方が髪の毛・頭皮には良いです。
湯船のお湯を洗面器で頭からかけて湿らせた方が頭皮・髪の毛は痛みにくいです。
シャワーの圧は弱めにしましょう。

お湯の温度を熱くするのをやめる

お湯の温度が熱いと、頭皮が乾燥してしまう事で皮脂が過剰に出てしまい、毛穴がつまり抜け毛・薄毛・臭いの原因になってしまいます。
低めの温度で洗いましょう。

オーブル

シャンプー剤を直接、頭皮につけるのをやめる

頭皮と顔は繋がっています。
顔を洗うような感じで髪の毛や頭皮も優しくしてあげます。

シャンプー材は直接地肌に付ける方も多いと思うんですけど、手に取って泡立てて、頭皮を手の平で優しく洗ってあげます。

濡れている髪はとてもデリケートでキューティクルが傷みやすくなります。

お湯で洗い流しただけでも汚れって取れているので、髪の毛もこすり洗いもしなくても、頭皮を洗っている泡が流れてくるだけで十分汚れは取れているので、しっかり頭皮を洗ってて髪の毛に泡が行く程度でいいと思います。

洗い残しがないように丁寧に、ぬるま湯でシャワーの圧も弱めで洗い流してあげるのが正しい洗い方です。

頭皮を洗わずに、髪の毛をこすり洗いするのをやめる

髪の毛のにおいが気になると、頭皮を洗わずに髪の毛をこすり洗いしがちです。

においや皮脂の汚れは頭皮が原因なので頭皮を洗ってあげましょう。

髪の毛は濡れてる状態だとすごく傷みやすいです。
摩擦を起こすとキューティクルが壊れてしまって髪の毛が傷んでしまうので、あまり強くこすらないことも大事です。

テラクオーレシャンプー

爪が長い人は、手で直接、頭皮や髪を洗うのをやめる

髪の毛を洗う時に爪が折れやすくなるので爪や頭皮のためにも、シャンプーブラシを使って洗ってあげるといいです。

頭皮ブラシ

使う時も優しくマッサージするような感じで、手の平でするぐらいの力加減で洗ってあげればマッサージ効果もあり良いです。

爪が割れていたりして反対に髪の毛に引っ掛かって髪の毛も傷んでしまったり抜けてしまったりしまうこともありますよね。

お薦めのブラッシング用ブラシ

ブラシ

──ブラッシングに使うお薦めのブラシってありますか。

ブラッシングって大事で、どちらかといえばキメの粗いブラシを使うのが一番だと思います。

マッサージブラシで肌当たりがとてもよくて頭のコリも取れるAVEDAのブラシ

AVEDAドルブラシ 2,400円

とかすだけで頭皮の血行を促進してくれるACCA KAPPAのプロテクションのブラシ

ACCA KAPPA プロテクションスカルプ  2,800円

あとお泊りとかご旅行に行かれた時には、携帯用に折り畳み式のブラシ

タングルティーガー  2,100円

──シャンプー前のブラッシングと朝セットする時のブラシって分けた方がいいですか。

そうですね
ブラシも色々ありますよね。

クッションブラシは、シャンプー前に汚れや絡まってる毛をとる、髪の毛をまとめたり縛ったり、美しい毛の流れを作る

デンマンブラシはクッション性がないため力がかけやすいのでブローに使いやすい

スケルトンブラシは、別名がい骨ブラシとも言われてる。目が粗いのでナチュラルなスタイルを作る時にいいロールブラシはカールをつけるときなど

界面活性剤はダメ?正しいシャンプーの選び方を知りましょう!

シャンプー中の女性

──シャンプーの選び方について教えてください。

シャンプーは大体7~9割が水で、あとは洗浄剤でできています。シャンプー選びも基礎化粧品と一緒で、それぞれの体質や頭皮、髪質の状態で選んであげる。

分けると高級アルコール系と石鹸系、アミノ酸系と、成分は色々あるんですけど、唯一避けた方がいいのは、水の次にラウレスと硫酸が付く成分は避けた方が良いと言われてる。

洗浄力が強いので、必要な皮脂や脂質まで取れすぎてしまうのと、髪の内部の栄養素が抜けやすくなってしまうということです

──シャンプーの界面活性剤というのはよくないですか。

界面活性剤が全て悪いわけではないんですけど、最近界面活性剤が良くないといわれてるます。。

界面活性剤は悪いばかりじゃなくて、そのままでは混ざらない水とか油を混ぜて、つなぎ目の役をしてくれるものでもあるし、地肌や髪に付いている皮脂や油をシャンプーの泡で流す効果があります。あと髪をコーティングしたり静電気を防ぐ効果もあるので、決して悪いものではないです。

界面活性剤もひとつではなく色々な種類があります。石鹸もシャンプーもボディーソープも、洗浄成分は界面活性剤でできているので、界面活性剤がどんな性質か、どのタイプの界面活性剤なのかを見て選んだ方が良いと思います。

髪がペッタンコとかガサガサとか、パサパサでまとまらないのも良くないので、成分も大事だけど、やはり自分に合ったシャンプーを使ってあげることで簡単に髪の毛も増えたりまとまったりと髪があつかいやすくなります。

頭皮にかゆみ・赤み・フケが出ないことをチェックして自分にあった物をつかいましょう。

リンスとコンディショナーとトリートメントって何が違うの!?

リンスとコンディショナー

──リンス、コンディショナー、トリートメントに違いはありますか。

リンスは髪の表面をコーティングして保護してくれるものです。コーティングしてくれるので髪の水分の蒸発を防いでくれます。

リンスは時間を置いても髪の内部に栄養を与えるものではないのです、すぐに洗い流せばいいものです。

コンディショナーというとリンスよりも保湿効果が高いものです。

トリートメントは髪の内部に栄養とか油分を与えて、内部のたんぱく質が溶け出してスカスカ状態なのを、補って回復してくれるものです。
髪の表面も整える効果があります。

コンディショナー

トリートメントをする時は髪の中に入るものなので、キャップなどをして頭を温めてあげるのが良いと思います。

リンスとかコンディショナーと違って中に入るものなので、10分とか15分20分置いてあげると、中に入っていくものです。

シャンプーした後はリンスをするのじゃなくてトリートメントをして、洗い流した後、リンスとかコンディショナーでトリートメントの栄養を中に閉じ込めてあげるのがいいです。

この時頭皮にはリンスもコンディショナーもトリートメントも、頭皮に付けて良いタイプ以外は付けないようにします。

コンディショナーで髪を洗うコーウォッシュが話題!

タオルで髪の毛を拭くイメージ

──リンスとコンディショナーはどちらか一つでいいということですか。

そうですね。
名前が違うというか、最近はリンスではなくコンディショナーになってるというのもあるとは思うんですけど、どうせ使うのであればシャンプー、トリートメント、リンスかコンディショナーという感じがいいですね。

この春ぐらいからコンディショナーで髪を洗うコーウォッシュというものも出ています。

地肌をマッサージしながら髪の毛を洗う、トリートメント効果もあるものなんです。

海外セレブから発信されたものですけど、つやのある髪を作るには頭皮の健康を保つことが必要なので、マッサージで血行促進して、地肌からしっかり洗えて1本で済む、時短ケアができるというのです。

商品はまだそんなにたくさんあるわけじゃないですけど
シュウウエムラからオイルベースで頭皮の汚れをしっかり取り除いてくれて、シリコン、パラゲンフリーです。

スカルプ&ヘアクレンジング 400ml 5,200円

頭皮と髪を同時にケアする、クレンジングクリームです。

ウェン クレンジングコンディショナー ラベンダー ザクロ480ml 3,300円

髪のエイジングケアに適した、今話題のアルガンオイルとマカダミアオイルのクレンジングコンディショナー

マカダミア・ナチュラル・オイルMNOフローレス90ml 1,800円 250ml 3,800円

最近話題のココナツオイルをクレンジングコンディショナー代わりにして使うのもお勧めです。これは全て泡が立たないタイプで、頭皮を洗って、髪にも栄養分を与えながらシャンプーしてあげる。

ココナツオイル

──泡がなくても汚れはちゃんと落ちるんですか。

落ちるんです。シャンプーする前にオリーブオイルやココナツオイルで頭皮をマッサージしてからシャンプーすると泡立ちが良くなります、いらない皮脂や汚れが取れて頭も軽くなります。

髪を乾かすのに自然乾燥はダメ?シャンプー後のドライヤーは必須

ドライヤーで髪の毛を乾かす女性

──髪を乾かすのはドライヤーと自然乾燥、どちらが良いですか。

これは絶対ドライヤーで乾かしてあげる方がいいです。

水分を含んだ髪はキューティクルが開いて、とても傷みやすい状態になっているので、髪の濡れた状態で手櫛やブラッシングするだけでも傷つけてしまいます。

キューティクルが剥がれてしまうので、クシを使うにしても優しく、本当に目の粗いものを使った方がいいです。

また頭皮ってすごく雑菌が繁殖しやすい環境なので、乾かさずに自然乾燥していると菌がすぐに繁殖してしまうので、痒みとか吹き出物とかにおいの原因にもなるし、それを繰り返すと薄毛の原因にもなってしまいます。

ドライヤーでもかけ方を間違わないで、低温でトリートメント効果のあるドライヤーを使って、同じ場所に当てずに万遍なく、ちょっと離した感じでしっかり頭皮から乾かしてあげる方が良いです。髪につやも出ますし。

──早く乾かそうと思って風量の多いターボにしたりするんですけど、あれは良くないですか。

低温でトリートメント効果のタイプのターボだと大丈夫、温度をとりあえず低くしてあげるといいです。「熱っ!」みたいなのは完全に頭皮も髪も傷めちゃうので。

──トリートメント効果というのはマイナスイオンとかそういうものですか。

そうですね。ナノケアですね。ドライヤーで髪の毛が本当に綺麗になるんだなというぐらい違います。

ーナノドライヤ

 
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ライター紹介

RIKAE.MAKE

RIKAE.MAKE プロのメーキャップアーティストとして20年以上、過去に4万人以上に対して美容のトータルアドバイス。美容整形を超える錯覚メイクと呼ばれており、有名人、著名人のメイクも数多く担当している。

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